術語控え帖

もの知らずだと思ったことは..なかったのだが、どうもヌケテイル

術語控え帳

ちょっと立ち止まった言葉 術語・熟語を書いておきます

INDEX■発達心理学関連用語集

術語

エイジズムとアクティヴ・エイジング

エイジズム:年齢を理由に差別したり、不当な扱いをすること エイジング:年を重ねていくこと、加齢 高齢者が豊かな人生を送ることができるためには、社会的偏見に基づいた高齢者観がない方が良い(「加齢臭」「ほうれい線」?) 老化に伴って、時間や方向感…

有能なる乳児

レム睡眠:目の動きや体の動きがあり、夢を見ていることが多い 新生児の睡眠の半分(8時間)程度はレム睡眠であるが、次第に低下していき、2~4歳頃には20%以下になる 視覚情報に乏しかった母体内で、十分に発達させられなかった視覚系を、レム睡眠に…

マジカルナンバー7

記憶のシステム 学習心理学|マジカルナンバー7 マジカルナンバー7とは一般的には7つ以下のまとまったものは覚えやすく、8つ以上になると覚えにくいという心理学用語です。 これはアメリカの心理学者ジョージ・ミラーが人の短期記憶の容量が7±2であるこ…

「9歳の壁」の意味

9歳の壁 小学校高学年 具体的操作から形式的操作に移行する時期 例:分数・・日常生活で使用している具体的な数の概念とは大きく異なっている エリクソンの理論では 勤勉性対劣等感の危機が生じる時期 *児童期初期に、液量の「保存」課題ができるようになる…

原言語(三項関係の成立)

言語発達 生まれたときは言葉のない存在 乳児infantとはnot speakという意味 人には生得的(せいとくてき)で普遍的な言語獲得装置(Language Acquisition Device)が備わっている (byチョムスキー) 誕生 前言語的発声 生後3カ月 二項関係の成立 6か月 喃語…

認知的評価そのものが情動を生起させる

自己の情動の発達 個別情動理論 生得的に備わっている「基本情動」喜び、悲しみ、怒り、恐れ、驚き、嫌悪、興味 ルイス(Lewis.M.) 構成主義 生後3年間の情動発達 誕生~生後6か月 一次情動(primary emotions) 充足→喜び 興味→驚き 苦痛→悲しみ、嫌悪→怒り、…

キャッテルの流動性知能

現代の知能理論2つ スピアマン(Speaman、C.E.)による「ℊ因子説」 知能テストの得点は一般知能gとテストに固有の成分(特殊因子s)から構成される 知能指数(IQ)を重視、遺伝性を強調 サーストン(Thurstone,L.L.)による「モジュール説」 一般知能gを否定 …

レミニッセンス・バンプ(自伝的記憶の山)

記憶のシステム(3つの過程) 記銘(符号化)→保持→再生再認 保持 短期的(短期記憶) 長期的(長期記憶) 忘却・想起 短期記憶(作動記憶 ワーキングメモリー 容量7±2チャンク) から 長期記憶(回想記憶 展望記憶 容量無限) への移行 維持リハーサル 精緻…

ボンディング(絆)障害

ボンディング(絆)障害 ipt-clinic.com 愛着の考 nekoatama.hatenadiary.jp

インフォームド・アセント

インフォームド・コンセント(Informed consent) インフォームド・アセント(informed assent) detail.chiebukuro.yahoo.co.jp インフォームドアセントとインフォームドコンセントの違いは、簡単に言うと、説明や同意相手が、患者である子供本人まで含まれる…

言語獲得の臨界期仮説

レネバーグによる言語獲得の臨界期仮説を裏付ける脳科学の進歩 臨界期仮説 - Wikipedia 臨界期仮説(critical period hypotheses) 臨界期とよばれる年齢を過ぎると言語の習得が不可能になるという仮説 レネバーグ(Lenneberg) Eric Lenneberg - Wikipedia …

レヴィンソン 人生の四季 過渡期

28.レヴィンソン (Levinson,Daniel J.) ライフサイクルを連続した一定不変の流れではなく、質的に異なる段階からなるものとして捉えた それぞれの段階は、前後の段階との共通点もあるが、別個の存在である レヴィンソンは、そうした段階を季節と呼んだ 0…

リフトン プロメテウス的人間

27.リフトン (Lifton,.R.J.) 社会と自己 プロテウス的人間 変化に対して常に柔軟に対応していけるように、同時に多面性を持っている生き方 プロメテウスは何にでもなれたが、自分自身にはなれなかったのである (都築学) ? 小此木 モラトリアム人間 ロバ…

ラザルス 認知的評価理論

26.ラザルス (Lazarus) 情動と認知 どのような情動が生じるかは、人の思考や信念といった認知的要素に大きく依存する。 つまり、出来事をどのように捉えるのかによって、経験する情動が異なる 認知的評価理論 出来事の「認知評価(cognitive appraisal)」…

ユング ・・??

25.ユング 中年期はユングによって「人生の正午」と喩えられた(都築学) カール・グスタフ・ユング - Wikipedia カール・グスタフ・ユング(Carl Gustav Jung、1875- 1961)は、スイスの精神科医・心理学者。 深層心理について研究し、分析心理学(通称・…

マーシャのアイデンテイテイ・ステータス

24.マーシャ(Marcia) マーシャ(Marcia,J.E.) アイデンティティの危機( identity crisis ) 傾倒(自分なりの目標や深淵があること) 危機(自分なりの目標や信念の在り方について悩んだり、その可能性を吟味したりする経験) それぞれの有無によって 4つのア…

ポルトマン ヒトの生理的早産

23.ポルトマン(Portmann) スイスの動物学者、人類学者 ポルトマン【Adolf Portmann】 1897‐1982 哺乳類動物を 就巣性 と 離巣性に分けた 就巣性動物(リス、ウサギ、ウサギなど) 妊娠期間20-30日前後 発達が進んでいない状態で生まれる 離巣性動物(象、キ…

ボルノウ 人間的な自由の獲得

22.ボルノウ(Bollnow,.O.F.) 自由へのプロセス 練習の本質を人間的な自由の獲得であるととらえている練習への没我的な没頭が自由への道で、練習を通じて自己は成長していく オットー・フリードリッヒ・ボルノウ - Wikipedia オットー・フリードリヒ・ボル…

ジョン・ボウルビィ 愛着理論

21.ジョン・ボウルビィ ジョン・ボウルビィ(英: John Bowlby、1907 - 1990)は、イギリス出身の医学者、精神科医、精神分析家。専門は精神分析学、児童精神医学。精神医学に動物行動学(エソロジー)的視点を取り入れ、愛着理論をはじめとする早期母子関係…

マーティン・ホフマン 共感性の発達

20.ホフマン(Martin Hoffman Martin L. Hoffman, 共感性の発達過程 自己と他者の概念の認知発達に伴う6段階 全体的共感的苦痛 自己中心的共感的苦痛 外見上の自己中心的共感的苦痛 真実の共感性 状況を超えた共感的苦痛 苦痛を感じている集団への共感性 マ…

ブロンフェンブレナー 発達の生態学的システム理論

19.ブロンフェンブレナー(Bronfenbrenner,U.) 個体の発達が5つの生態学的環境の中でなされる ユリー・ブロンフェンブレンナー - Wikipedia ユリー・ブロンフェンブレンナー(Urie Bronfenbrenner、1917 – 2005)は、ソビエト連邦出身のアメリカ合衆国の発…

フランクル 生きる意味

18.フランクル(Frankl,V.E.) 生きる意味 私が生きている人生が自分に問いかけていると考えるべき 人生の折々に直面する一つ一つの問題に真摯に立ち向かっていくことが重要なのである ヴィクトール・フランクル - Wikipedia ヴィクトール・エミール・フラン…

ピアジェ 集団内独語

17.ピアジェ ジャン・ピアジェ - Wikipedia ジャン・ピアジェ(Jean Piaget, 1896- 1980)は、スイスの心理学者。20世紀において最も影響力の大きかった心理学者の一人。 コミュニケーションの発達 子どもの自己中心性の概念 集団内独語 子どもは相手と共有…

ヴィゴツキー 自己内対話 13歳の危機

16.ヴィゴツキー(Vygotsky,L.S.) レフ・セミョノヴィチ・ヴィゴツキー(Lev Semenovich Vygotsky)(1896- 1934) レフ・ヴィゴツキー - Wikipedia 「心理学のモーツァルト」(37歳没) 変化には危機が伴うことを指摘し、発達の危機、つまり発達的変化が急…

ポール・バルテス 補償を伴う選択的最適化

15.バルテス(Baltes,P.) 「生涯発達心理学(生涯学習の心理学)」を切り開いた学者 1980年代以降の、人の発達を生涯にわたる発達と喪失の過程としてとらえる観点に大きな影響を与えた 「補償を伴う選択的最適化」(selective optimization with compensatio…

チュリエル 社会的ルール

14 チュリエル(Turiel,E.) Elliot Turiell(1938-) 社会的ルールを道徳ルールと社会的慣習の2つに分けた 社会的ルール 社会の中で日常生活を円滑に進めていくためには、様々な規則や約束を理解して守ることが必要である。 社会的秩序を維持し低空家で必要な…

ドナルド・E・スーパー ライフキャリア・レインボー

13.ドナルド・E・スーパー(Donald E Super(1910~1994)) 「キャリアとは人生のある年齢や場面の様々な役割の組み合わせである」 スーパーは、キャリアを仕事だけでなく、それ以外の社会的役割も含めて広く捉えている その役割には 子ども 学生 余暇人 …

ウィリアム・ジェームズ 主我と客我

12.ウィリアム・ジェームズ(James,W.) 自己の成り立ち 主我(I)と客我(Me)の2つの側面からなるもの 主我:主体としたの自己 己を知ろうとする自己 客我:客体としての自己 知られる対象としての自己 ウィリアム・ジェームズ(William James、1842- 1910)…

ザゾ 自己の価値づけ

11.ザゾ(Zazzo,R.)Zazzo, René, 1910-1995 児童期における自己の価値づけは3つの段階に区分できる 1.6~7歳 自分の年齢を下の年齢との関係で価値づける 2.9~10歳 上の年齢との比較で自分の今の年齢を書続ける 3.12~13歳 指針的特性(下の年齢との対…

サリヴァン 親友の出現

10.ハリー・S・サリヴァン Harry Stack Sullivan. 1982-1949. ハリー・スタック・サリヴァン - Wikipedia 統合失調症治療における名声 親友(chum)の出現は児童期の終わりを告げる最終的な標識である 児童期においては、自分と非常に類似しているものを…